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2014年 05月 20日
一番好きな季節です。 山の会のみなさんと九州 九重連山を縦走してきました。 長者原ビジターセンターから牧ノ戸峠登山口まで歩きます。 太陽も燦々と降りそそぎ、素晴らしい登山になる予感! アセビが満開でした。このままピアスにしたい。 坊がつるに到着。遠くにキャンプ場があり、赤や黄色、オレンジのテントが風船のように小さく見えます。 ずーっと続く道。 法華院温泉山荘。 登山途中に温泉!と意気揚々でしたが、10時30分からオープン。到着したのは、9時30分。泣く泣く諦めて、休憩だけして、再び歩みを進めることにしました。 黒や焦げ茶色の大きな岩がゴロゴロ転がる登山道。 岩に描かれた黄色の丸いペンキが登山道の目印。 広かれた場所にたどり着きました。ここの景色は日本じゃないみたい! とにかくダイナミックで、植物の気配がなく、チベットの巡礼道のような荒野。 この風景、九州ならではです。四国にはない景色。 荒野を登る。 ここまでの道のりがかなりキツかったのですが、この景色を見たら疲れもピュイーっと吹っ飛んでどこかへ消え去ってしまいました。 そして、カルデラ。初めて見ました。 今、”へうげもの”というマンガを読んでいるので、このカルデラが利休好みの茶器に見えました。古田織部ならなんと表現するのか考えてみたけど、あんなにユニークな表現が思い浮かびませんでした。くるくると手の中で回して、唇そえたら抹茶の味。カルデラで一服。 中岳と久住山の山頂もしっかり足を運び、山頂の眺めと空気を堪能。 雲の影、風だけの音、近い空。 登山道に石や岩が転がっていてその上を歩くので、バランスを常に意識して登っていたせいか、縦走したせいか、今までで一番苦しい登山でした。 と、同時に、 今までで一番ダイナミックでいろいろな風景を見せてくれた登山でもありました。 九重連山の後、登山にすっかりハマってしまいこのあと2週連続週末登山を決行してしまうのでした。その話はまた。
by happy-sad81
| 2014-05-20 20:41
| 登山
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