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2011年 12月 18日
師走ですね。
12月10日を過ぎたころから、ドドドーっと時間が流れてゆきます。 そうそう、師走ってこうじゃなきゃね。なんて冷静にわくわくしています。 師走にしなきゃいけないことの一つに、年賀状作りがあります。 手仕事が好きな私は、2008年頃から消しゴムハンコで1枚づつ作っておりました。 今年も例年通りしようかなーなんてぼんやり思っていた矢先に、素敵な出来事が☆ 友人の元上司が木版画をしていて、年賀状を木版画で作らせてくれるというのです。「木版画やってみたい!」 興奮ぎみで即答。 早速、アトリエにお邪魔。 先生の作品。木版画の柔らかい色彩にグッときました。 後日、木版画教室に参加。 木版画の色の重なりで朝の空のグラデーションを表現したかったのです。 登山に行く日は、暗いうちに起きて、乗り合わせた車の中で朝日を見ます。あの透き通る空気と柔らかく力強い太陽、あの風景に新年のイメージを重ねました。 下絵が出来たら、木に絵を写して、掘り始めます。 失敗しないように、先生のお手本をよーく観察して、説明も頭に叩き込んで はたまた別の日。今日は先生を紹介してくれた友人も一緒です。 アトリエから見る山の紅葉は素晴らしいです。 うつむいて集中して、ふと顔を上げると見えるこの景色。ホッと心が和らいで、やる気がわいてきます。とっても素晴らしいアトリエ。 黄色をひたすら刷っていきます。 絵の具の色だけでなく、絵の具の濃さや塗り方で仕上がりが全く違ってきます。絵なら、端の方にちょっと色をのせて絵の具の具合を確認できますが、版画は刷ってみないとわからない。 毎回仕上がりが違うので、面白くて仕方ありません。 次はこうやってみよう。ここをこうするとどうなるのかな。 などとアイデアを実験しながら刷りました。 初挑戦が故に、決して思う通りにはいかないのだけれども。 そして、今日。 刷り終わらなかった分を家で刷りました。 一人で刷ると、絵の具の具合が安定せず失敗だらけ。 それでも、1枚1枚仕上がりの違う年賀状に愛しさを感じつつ仕上げているところです。 あと、山を黒で刷れば終り! と、その前に黒の絵の具を買いにいってきまーす。 今年はものすごく良い年賀状ができそうな予感!!
by happy-sad81
| 2011-12-18 14:13
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