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2011年 01月 11日
『森村泰昌:なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術』
広島現代美術館へ最終日に観に行って来ました。 森村泰昌さんの作品はインパクトがあるので、 ちょこちょこいろんな展覧会で目に入ってくるだけで忘れられないのですが、 じっくり作品を見たいなーと、ずーーっと切望していたので、 今回の展示は願ったり叶ったりでした。 森村作品といえば、「なりきる」です。 左が今回の展示のポスター。右が有名なアインシュタイン本人写真。 「なりきる」行為は、歴史的人物だけでなく、 有名絵画や写真、現代の女優と多岐に渡ります。 今回の展示は、歴史的瞬間や人物に主題が選ばれていました。 素直に笑えるし、インパクトもガツンとあって、とにかく面白い! 森村さんの他者に「なりきる」行為がなぜこんなに面白いのかしら?? と頭をひねりながら展示を楽しみました。 見終わっての私の結論は、 「森村さんのなりきった作品を通して、歴史的事件や人物、有名絵画等がものすごく身近に感じる」 というのが最大の魅力な気がします。 歴史的な出来事が、ただの写真や文字ではなくて、 今この現代に生々しく蘇って、再び見る側に影響を与えてくるのです。 上手く表現できないけれど、 一度作品を見たことある方にはこのニュアンスを理解してもらえたら幸いです。 ただ「なりきる」だけじゃなく、 なりきる対象への森村さん解釈が必ずちりばめられているのですが、 その解釈がユーモラスで、エッジがきいているのにも魅了されます。 コミカルなユーモアは、森村さんが大阪出身ということで大いに納得。 この展示についての森村泰昌さんインタビューは、コチラ。 作品もちょこっと見れますよ☆ 久々に良い展示に巡り会えて、 お好み焼きも食べて、 セールで買い物もして、 大満足の休日でした。 明日からますますがんばろー。
by happy-sad81
| 2011-01-11 00:35
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